兵庫県還暦軟式野球連盟
2021年度リーグ戦に備え
審判員のガイドライン(試合時の注意事項)
試合時における審判員が新型コロナウイルスによる感染防止、怪我防止、並びに熱中症予防のため次の事項を遵守し公正、公平な立場でプレー進行を行う。
1、試合前の準備
① 審判員控室、又は、本部席のある球場の場合は部屋の窓を全開にして換気をする。
② 審判員は怪我防止のため、マスクを着用し、間隔をとって軽くランニング、及び ストレッチを 行う。その際にグランドの状態を確認する。
③ メンバー交換や打ち合わせが必要な場合は室外で行う。
④ 当日参加の選手の健康状態、検温記録「健康チェックシート」をビジターチームより受取る。
⑤ 責任審判員は、同チェックシートの下部にある、【審判員】の欄に本日の担当審判員の健康状態、体温の記録を記載する。
⑥ 記載後は、ベンチ前で双方のメンバー表、及び、ホームチームへ健康チェックシートを渡す。
(密接を避けるため、会話は出来るだけ避けると共に審判員・監督はマスクを着用する。)
⑦ 球審のマスクやプロテクターは除菌して装着する。
⑧ 接触防止のため、両チームの試合道具の点検、確認は行わない。
2、試合開始にあたって
① 試合開始の挨拶は監督以下選手がそれぞれのベンチ前に整列し、審判員はホームベースの後に整列・位置し球審が試合開始のコールをする。
② 開始挨拶後、監督・コーチ・スコアラー並びに選手はベンチ内ではマスクを着用し、ソーシャルディスタンスの間隔を取ること。なお、ベンチが狭くて一定の間隔を保てない場合は、控え選手など当該試合関係者以外はスタンド等で待機すること。
また、出場選手もベンチ内にいる時はマスクの着用が望ましい。
【プレーに参加している人以外は全てマスクを着用する】
③ 球審は捕手と接近するために常時マスクを着用すること。 ただし、マウスシールドなどマスク以外で高温時の熱中症予防や感染症対策が行える場合はマスクの着用は義務付けない。
なお、塁審についてはマスクの着用を義務付けない。
④ ピッチャーのロージンは両チームが用意し、試合中ピッチャーの後ろポケットに入れ、使い回しはしないこと。
3、試合時の対策
① ボールは球審から投手へ直接渡さずにキャッチャーのミットに入れて渡す。
② 毎回、チェンジ毎にボールを交換する。
③ 球審への捕球ボールはボール袋に直接入れてもらう。
④ 高温時の試合では、熱中症予防のために適宜給水タイムを入れること。(2〜3回)
また、審判員は冷却剤やタオルを用意し、グランド内の隅に置いておくなど、
特に、球審は水分補給に留意すること。
【令和2年度より、高温時の試合では審判員の健康面を考慮して、両監督の承諾を得て試合中に審判員の交代が認められている】
⑤ 試合中、選手の交代や守備位置の変更等を監督が球審に申し出るときは、マスクを着用する か、若しくはソーシャルディスタントを保ち告げる。
ただし、大声は出さない。
⑥ 守備側のタイムを取りマウンド上で集まる時は、グラブを口に当てる。
4、試合終了にあたって
① 試合開始挨拶同様に参集、また、ベンチ前にソーシャルディスタンスを保ち整列して、球審はゲームセットをコールする。なお、監督や選手間の握手はしない。
② 試合終了後、速やかに退場し、手洗い・アルコール等による手指の消毒を行う。
5、その他
① 車での移動にあたり、1名か2名での乗車が望ましい。(三密防止)
② 各球場で感染防止の指標が出されている場合は、それを厳守する。
③ 全選手が密集・密接する円陣や声出しは控えるよう促す。
以上
兵庫県還暦軟式野球連盟
理事長 安田 昭人
審判長 端 治彦